不倫関係を続けている時に不安なことは、不倫バレすることよりも妊娠してしまうことでしょう。
もしも不倫によって彼の子供を妊娠してしまったら、どうすればいいか不安に思うはずです。
ここでは妊娠した時にするべきことや手続きについて紹介します。
また妊娠させてしまった既婚男性の心理についても紹介するので、不倫をしている人はぜひ参考にしてください。
目次
不倫相手の子供を妊娠したかも!すぐにすべき行動を解説
本当に妊娠しているかすぐに確認する
不倫をしている時に妊娠したかもしれないと感じた時は、まずは冷静になって本当に妊娠しているかをチェックしましょう。
女性は精神的に不安定になると女性ホルモンに大きな影響を与えるので、今まで定期的に来ていた生理もズレることはよくあります。
人によっては3日から1週間ズレることもあるので、整理が来ないだけで妊娠したかもしれないと不安になってパニックになるのは避けましょう。
今では薬局でも簡単に妊娠検査薬が手に入るので、まずは冷静になって妊娠しているかを確認します。
生理が来ないことで不安になると、さらに女性ホルモンが乱れるので生理が遅れる原因になるかもしれません。
不倫をしている時に妊娠の事実を知るのは怖いかもしれませんが、いずれはわかることです。
しかも早期に対応した方がスムーズに事も進むかもしれませんし、妊娠は自分一人で抱える問題ではありません。
自分だけでなく彼の問題でもあるので、しっかり話し合うことが大切です。
そのためにもまずは本当に妊娠しているか確かめてから、冷静に今後のことを考えましょう。
彼が離婚する意思があるのか探ってみる
妊娠したかもしれないと思った時には、一人で悩むより彼に相談することは大切です。
しかしいきなり彼に妊娠したと伝えても、戸惑ってパニックになることは明白でしょう。
結婚しているのに不倫相手の彼女が妊娠したとなれば、泥沼な展開になるのは目に見えているので、彼が戸惑うのも無理はありません。
それでも彼は当事者なので責任ある態度で対応してもらう必要があります。
まずは彼が妊娠したことで、自分と一緒になる気があるのか、あるいは別れを切り出すかを探ってみましょう。
一番理想的な展開は奥さんと別れてから、子供と一緒に三人で暮らせるようになることです。
しかし彼が離婚する気がなかったり、そもそも妊娠するとは思っていないはずなので、理想的な展開にはなりにくいことは覚悟しておくべきです。
いきなり妊娠したと言うよりも、まずは「妊娠したらどうする?」と彼の本音を探ってみるのもひとつの方法です。
子供ができたことがきっかけで離婚してくれるかもしれませんし、逆に中絶してもらうと言われるかもしれません。
彼が本気で不倫をしているなら、子供きっかけで一緒になることを考えるはずですが、中絶を考えていれば遊び目的の不倫関係となります。
彼の本音を知ることができれば、今後の対応をどうするか決めることもできるはずです。
一緒になってくれると言ってくれれば、思い切って妊娠していることを告白しやすいですし、本格的に離婚に向かって話が進んでいくでしょう。
逆に遊び目的の不倫関係であれば、子供をきっかけにして別れることを決めてもいかもしれませんね。
もちろん慰謝料や養育費など、取れるモノは子供のためにもしっかりもらうための手続きはしましょう。
不倫関係では子供が産まれたからといって一緒になれるとは限らないため、彼の気持ちを探って今後の対応を考えることも必要です。
子供の将来を含めてどうするかを考える
不倫相手の子供とはいえ、妊娠したのであれば子供を産みたい気持ちはあるはずです。
たとえ彼と一緒になれなくても、子供だけは自分が育てていくと決意すれば、子供の将来のことはしっかりと話し合っておくべきですよね。
理想は彼が離婚して一緒になってもらうことですが、離婚する意思がなければ子供を認知してもらうだけでも状況は大きく変わります。
妊娠した時点で彼と恋愛よりも、子供の将来をどうするかが一番重要になっているはずなので、しっかりと子供のことについて話し合う席を設けましょう。
できれば奥さんにも事情を説明して、三人で話し合うことが理想かもしれません。
しかし自分が奥さんの立場だったら、夫の子供を妊娠した不倫相手の女性を憎むはずです。
それでも子供のために憎まれてでも行動するのが親の責任であり、妊娠したのは彼だけではなく自分にも責任があることを自覚するしかありません。
彼に子供を認知してもらって養育費を払ってもらうか、あるいは二度と子供には会わないように話し合いをすることも必要です。
いずれにしても妊娠したかもしれないと確信した時は、冷静になって話し合える場を設けるようにしましょう。
妊娠の事実を彼に伝えたら?揺れる男性心理分析
「俺の人生終わった…」と絶望する
不倫相手の彼に妊娠している事実を伝えた時の反応は気になりますよね。
彼に妊娠していると伝えた時には「俺の人生終わった…」と悲観して絶望することもあります。
これが普通の恋愛であれば妊娠することは嬉しいと思えますが、不倫相手の子供を妊娠させるとは思っていなかったはずです。
彼にとっての人生設計は不倫相手の子供を妊娠させたことによって、大きく崩れていくことになるでしょう。
奥さんにもいずれは妊娠がバレてしまうかもしえませんし、彼女が認知しろと迫ってくれば逃げることもできなくなります。
そもそも不倫をしているのは奥さんとの関係が悪くなったからですが、離婚する
気がないからこそ不倫関係が続いているともいえます。
飽きたら別れればいいと思っていたかもしれませんが、妊娠すれば逃げ切ることは難しくなるので、予想外の展開に戸惑うのも仕方ないことです。
結婚して子供が生まれるだけでも、生活費や養育費もかなりかかりますが、不倫相手の子供を養うことを考えるだけでもゾッとします。
男性心理とすれば経済的な問題が一番大きく圧し掛かってくるので、お金の自由が無くなる自分の人生を悲観するのです。
もちろん自分が蒔いた種なので責任はとるべきですが、責任感のある男性ならば、そもそも不倫をしないでしょう。
いずれにしても男性心理の中には不倫相手の子供を妊娠させたことによって、将来を悲観する気持ちになることも少なくありません。
「どちらを選べばいいんだろう…」と正解のない問題に悩み続ける
不倫相手が妊娠したことをきっかけにして、離婚するか不倫関係を解消するか決めなければなりません。
妊娠による男性心理とすれば、「奥さんと彼女のどちらを選べばいいんだろう…」というのが本音でしょう。
結婚しているから奥さんを選ぶのは当然かもしれませんが、夫婦関係によっては妊娠をきっかけにして別れるのもありです。
夫婦関係が悪化していたことが不倫のきっかけであれば、妊娠きっかけで離婚するのもありでしょう。
夫婦間に子供がいなければ、不倫相手の子供と一緒にするのもひとつの選択肢となります。
やはり子供の存在は人生においても大きいので、一時の感情や状況だけで判断することは難しいものです。
彼女が子供を産むと決意していれば、紛れもなく自分の子供が生まれることになるため、子供の父親として生活することを決断するのもいいでしょう。
奥さんか不倫相手の彼女を選ぶのかは自分の気持ちに問いかければ答えは出ますが、妊娠によって簡単には割り切れない気持ちの問題も出てきます。
奥さんを選べば子供とは二度と会えないかもしれませんし、今は実感がなくても年齢を重ねるごとに子供への気持ちも強くなるはずです。
逆に彼女と子供を選べば幸せな生活を送れるかもしれません。
しかし本人たちにとって幸せでも、まわりの人からすれば略奪婚の末に奥さんを捨てて彼女を選んだと思われるでしょう。
略奪婚は本人たちにとっては幸せでも、不倫を良しとしない人にとっては軽蔑される行為です。
将来的に身内や身近な人から祝福されない彼女との結婚生活が、果たして本当の幸せになるのか不安でしょう。
どんな決断をしても自分の人生ですが、どちらを選んでも悩むことにはなるはずです。
正解のない問題に一生悩み続けることになるかもしれませんが、どちらかを選択するしかありません。
男性にとって精神的に追い込まれる選択をしなければなりませんが、いずれにしても悩み続けることになるのは避けられないでしょう。
「ちょっと待って…」と平穏に納める方法をとにかく考える
彼女から不倫している事実を知った瞬間、「ちょっと待って…」と戸惑うのが本音でしょう。
不倫はあくまでも火遊び程度でバレないようにしていたのに、彼女が妊娠することによって大変なことになることはわかっています。
不倫関係は続けていても妊娠だけはしないように注意していたはずなので、まさかの出来事に戸惑うのは当然です。
男性にとっては妊娠によって責任が伴うため、既婚者にとってどうすればいいのか頭が真っ白な状態でしょう。
そのためできるだけ平穏な解決策が思いつくまでは、もう少し時間が欲しいと思っているはず。
子供が生まれるまではまだ時間はあっても、できるだけ早く決断しなければいけないことはいくつかあります。
奥さんとの結婚生活を選ぶのか、あるいは彼女と子供との生活を選ぶかは、すぐにでも決断したいことのひとつです。
しかしこの決断は自分の人生だけでなく、奥さん、彼女、子供の将来を左右する決断にもなるので、しっかりと考えてから決断したいというのが本音でしょう。
子供のことをしっかり考えることは大切ですが、時間がないのも事実ですし、奥さんへの対応が一番の問題です。
妊娠していることを隠して別れるか、子供を認知して結婚生活を続けるかなど、いろいろな選択肢があります。
できるだトラブルが少なく平穏に解決できる方法をとりたいので、一人で考える時間が欲しいと思っているはずです。
考えることは大切ですが、実際にはいくら考えても正しい答えを導き出すことはできないでしょう。
最終的には自分が納得した答えを出したら、後悔しないように信じ続けて突き進むしか選択肢はありません。
彼女の妊娠を聞いた時には戸惑うのも無理はないため、少し一人になって考えたいというのが男性心理の本音です。
「二重生活はできないかな」と真剣に考え始める
彼に妊娠の事実を伝えた時に動揺することは予測できますが、同時に将来のことを考えるケースは少なくありません。
男性は子供が生まれたら責任をとらなければいけないと頭にあるので、何とか生活できないか思い描きます。
できれば今の生活を失いたくはないと思えば、できるだけ今の不倫関係を継続させようと考えるはず。
奥さんに不倫していることや子供がいることを隠して生活できれば、何とか平穏な生活を送れると思っているかもしれません。
そのためにはまず彼女としっかり話し合わなければならないでしょう。
子供のことを認知するのか、あるいは認知しないまま養育費だけ支払い続けるのかなど、子供には不自由のない生活を条件にすれば納得してもらえるかもしれません。
実際に不倫相手の子供を妊娠したとなれば、中絶を迫られることも珍しくはないでしょう。
反対を押し切って子供を産んだとしても、彼からの経済的な支援がなければ子供に貧しい思いをさせることになります。
ならば認知してもらえなくても経済的な支援をしてくれるのであれば、未婚の母として生活していくこともひとつの選択肢です。
子供を妊娠した時点で彼と一緒になることよりも、子供の幸せを一番に優先するため、自分の愛よりも子供の将来を考えて決断することができます。
彼にとって子供を産む決断をした彼女との関係は、今のまま奥さんにバレることなく、生活していくことが理想だと思うのも無理はないでしょう。
離婚すれば慰謝料を支払うことになるので、養育費と慰謝料のどちらを払った方が得かも考えるはずです。
そもそも不倫相手の彼女と一緒になる気がなければ、いくら妊娠したとしても結婚はしてもらえないでしょう。
「二重生活はできないかな?」と思うのは非現実的な妄想かもしれませんが、既婚男性にとっては本気で考えていることです。
奥さんにバレず子供への養育費を払い続けることで、自分のまわりには平穏な生活が訪れると思っています。
不倫をした代償としてある程度のお金を支払うことは覚悟しているので、二重生活というのも本気で考えている可能性は高いですよ。
「責任をとって一緒になろう」と決断する
既婚男性にとって子供ができたことによる責任感は、人一倍感じているかもしれません。
結婚すればいずれは子供のことを考えることになりますが、何らかの事情で子供を作らない夫婦もいます。
経済的な理由は子供嫌いが要因であれば、夫婦が話し合って子供を作らない選択肢もありです。
そんな時に不倫相手の彼女が妊娠すれば、男性にとっては責任をとらなければならない立場に追い込まれます。
また体質によって子供が作りにくいこともありますし、奥さんが仕事をしたいからまだ子供はいらないと話し合っているかもしれません。
このようなケースでは二人の気持ちが一致していれば問題ありませんが、男性の方が早く子供が欲しいと願っているのに、奥さんが作りたくないというケースもあります。
男性が子供好きで不倫相手が妊娠したとなれば、迷った挙句に不倫相手の彼女との生活を考えるでしょう。
奥さんのことは愛していても子供が生まれたことがきっかけで、人生が大きく転換していきます。
子供の問題は夫婦にとっても重要な問題で、計画的に考えて出産するのが理想でしょう。
しかし彼女に子供ができてしまった以上、男性は「責任をとって一緒になろう」と考えるのも自然な流れです。
それだけ子供の存在は大きいものなので、真摯に向き合っていくしかありません。
もちろん奥さんは納得するはずがありませんし、意地でも離婚しないケースもあります。
不倫をした挙句に自分だけ不幸になるのは、誰でも嫌だと思うのは当然です。
最後は慰謝料という形で決着をつけることになりますが、泥沼離婚裁判になることも覚悟する必要があります。
それでも不倫相手の彼女と子供との未来を選んだのであれば、どんな批判されても受け入れる覚悟はできているはずです。
男性が一度決断したことは意地でも守る性格の人もいますし、まして二人を守っていく覚悟ができればどんなことにも耐えられます。
不倫に限らず恋愛でも妊娠したことが分かった時点で、責任をとって一緒になろうと決断する男性は多いでしょう。
ただ状況的に奥さんとの間に子供がいなければの話なので、子供がれば認知して養育費を払うなど、また別な選択肢が出てくるはずです。
いずれにしても妊娠すれば責任をとる覚悟があるので、子供の幸せを一番に考えて行動しようとするでしょう。
不倫の妊娠で決めること!産む場合に必要になる法的手続きと費用
出生届を提出
不倫相手の彼の子供を出産することになれば、とりあえず出生届を提出しなければなりません。
出生届は子供に戸籍を持たせるという大きな役割があり、日本では出生届を提出しなければ罰則もあります。
よく子供が生まれた夫婦がまずすることは、子供の名前を決めることから始めるといいますが、これも出生届を提出するためには必要なことです。
不倫相手との話し合いが上手くいかずに一人で出産することになったとしても、子供だけは自分で守っていかなければなりません。
そのため子供のためにも、法的手続きはしっかりとしておきましょう。
出生届は出産日から14日以内に手続きをすることになっているので、一人で子育てをすることになっても、退院したらまずは役所に行って手続きをすることをおすすめします。
もしも将来的に不安なことがあれば、役所でもアドバイスをしてくれることもあるので、一人で悩まずにどんどん相談しに行きましょう。
出生届の必要事項は「母子手帳」「印鑑」「出生届」です。
出生届をする時には必要事項と子供の名前も必要なので、不安かもしれませんがしっかりと素敵な名前を考えておきましょう。
健康保険に加入させる
日本は国民皆保険制度なので、子供が誕生したら何らかの健康保険に加入しなければなりません。
一般的には両親のどちらかの扶養にはいることで、健康保険に加入することができます。
会社員であれば雇用保険や会社の健康保険に入っていますし、フリーランスやアルバイトであっても国民健康保険に加入しているはずです。
不倫相手の子供の場合は状況によっても大きく変わりますが、自分一人で育てていくことになれば、自分の扶養とすれば問題ありません。
必要書類は「母子手帳」「印鑑」「健康保険証」「本人確認証」「マイナンバー」が必要です。
会社の保険に加入していれば、会社の事務にお願いすれば手続きをしてもらえますし、国民健康保険の場合は役所に行けば対応してもらえます。
不倫や出産を経ていろいろ落ち着かない生活になっているかもしれませんが、手続きだけはしっかりと忘れないようにしましょう。
出産によってもらえるお金
これから子供を育てるにあたって不安なことは、経済的に子供を一人で育てていけるかでしょう。
特に一人で子供を育てることになれば、誰にも頼れずに不安ばかりが募るかもしれません。
子供を育てるにあたっては、国からもいろいろな支援があるのでフルに活用しましょう。
「出産一時金」は加入している健康保険から、一時金として42万円が支給されます。(金額は変動することもあり)
出産するにあたっていろいろなお金がかかりますが、手続きをすれば後からしっかりともらえるので忘れずに申請しましょう。
「出産手当金」は健康保険から支払われる金額で、働けない時期に給料の2/3が支給されます。
会社員にとってはありがたい制度ですが、自営業やフリーランスの国民健康保険では適用されないので注意しましょう。
「児童手当」は義務教育期間中の子供に対して、国から一定金額が支給される制度です。
これも金額は変動することもありますが、「3歳になるまでは5,000円」「3歳からは10.000円」が支給されます。
毎月支給されるお金なので、子供の将来のために積み立てておくお金と考えてもいいかもしれませんね。
その他にも直接的にお金がもらえる制度ではありませんが、「乳幼児医療費助成」は、義務教育の子供の医療費を市町村が助成してくれるという制度もあります。
出産によってもらえるお金や、子供の育児の助けになる制度はいくつもあるため、子供の幸せのためにも積極的に活用しましょう。
不倫の彼の子を育てたいならすべきこと
彼に子供を認知してもらう
不倫相手の彼の子供を育てていくのは容易なことではありません。
自分一人で育てていくとはいっても経済的にも大変ですし、自分に何かあったら子供が路頭に迷ってしまいます。
彼の子供を一人で育てていく覚悟ができたのであれば、まずは彼に子供を認知してもらうように努力しましょう。
いくら彼の子供だといっても、法的な根拠がなければ何も恩恵が受けられません。
一般的には結婚して戸籍上で子供の存在を認めてもらうことになりますが、結婚していなくても自分の子供だと認めてもらうことができます。
この認知をしてもらえるかどうかによっても、子供の将来には大きな影響があるので、粘り強く話し合いを続けていくべきです。
子供は自分が身体を痛めて産んだので繋がりがあっても、父親との関係性は薄いと言わざるを得ません。
そこで法的に自分の子供だと認めることによって、親としての責任である義務を果たすことになります。
法的にも結婚して一緒に暮らしていけば、男性の稼ぎを生活費や養育費に充てることになりますが、結婚していなければ支払う必要はないと思うでしょう。
しかし彼に自分の子供だと認知してもらえれば、法的にも養育する義務が発生するので、養育費を払ってもらうことができます。
不倫相手の女性だから養育費など払ってもらえないと、初めから諦めないようにしましょう。
自分が頑張って育てていく覚悟はできても、少しでも子供を幸せにしたいと思うのであれば、もらえるお金はいくらあっても不便はありません。
また認知してもらう理由が養育費目的であれば、逆に認知してもらわないで養育費だけもらうケースもあります。
認知することで法的な親子関係があると認めてもらえる一方、戸籍には父親の名前が載ることになるデメリットも考えておきましょう。
将来的に子供が大きくなった時、父親の名前を見れば複雑な気持ちを抱くかもしれません。
結婚して幸せな家庭を築いたとしても、育ての父親と実の父親がいることによって子供が悩むケースは多々あります。
子供が実の父親の存在を知った時のことを考えると、戸籍には載せたくないと思う人もいるでしょう。
認知しない代わりに養育費だけは払ってもらうなど、きっちりと話し合いをすれば解決できることもあります。
不倫相手の子供を育てていくには経済的な問題をクリアする必要があるので、養育費問題をしっかり考えるべきです。
彼と奥さんを含めた話し合いをする
不倫相手の彼の子供を産んで育てるなら、初めにしっかりとした話し合いをしておくことをおすすめします。
彼と話し合うことはもちろんですが、奥さんを含めた三人できっちりと話をすることで、今後のトラブルを防ぐことにもなるはずです。
奥さんにとっては青天の霹靂の出来事であり、かなり動揺したり逆上するかもしれません。
そこで第三者を話し合いに立ち会わせるために、弁護士に相談しておくと安心できますよ。
話し合う内容としてははっきりと彼の子供だということを認知してもらうために、彼だけでなく奥さんとも一緒に話をしましょう。
もちろん簡単には信用してもらえないかもしれませんし、認知などできないと逆上するかもしれません。
最終的な目的が彼と一緒になるのではなく、お金で解決しようと思っているのであれば、認知してもらうことにこだわる必要はないでしょう。
認知すれば何十年も寝取られた女性と子供のためにお金を支払い続けることになるので、奥さんの立場になれば許すはずがありません。
そこで慰謝料という方法でまとめてお金をもらい、そこで関係を終わらせることもできるかもしれません。
ただし、本来であれば子供を産むと慰謝料をもらうことはできません。
中絶をした時は身体的・精神的苦痛を考慮して慰謝料をもらうことができますが、不倫をしていることからそこまで多くはもらえないかもしれませんね。
慰謝料を100万円とすれば、一時的にでもまとまったお金をもらうことができます。
もちろん養育費とすればまったく足りませんが、不倫をしていたことを考えればまったくもらえないよりはいいかもしれません。
それで納得するするのもいいですし、きっちりと養育費をもらうために弁護士を立てるのもいいでしょう。
彼との関係は終わったとしても、子供の父親であることには間違いありませんし、彼と子供は一生繋がりを持たなければなりません。
話し合いによって最後はどうなるかわかりませんが、きっちりと子供ができたこと、お金のことなどは話し合いましょう。
一人で育てられる経済力と今後の見通しがあるか考える
子供を育てることは意地や気持ちだけでは難しいことも多いため、きっちりと将来を見据えることも必要です。
とはいっても母親一人で子供を育てていくには、まだまだ社会は厳しい状況だといえるでしょう。
しかも不倫相手の子供をシングルマザーで育てていくことは、周囲の人の理解を得られない可能性もあります。
それでも実際には子供を育てることになれば、身内や友達は協力してくれるはずですし、同じような環境の人とネットで繋がりを持って助け合うこともできます。
ただ妊娠した時の状況によっては、一人で育てることができるのか、まわりに協力してもらえる環境があるかは確認しておくことは大切です。
いくら自分の子供を育てたいからといっても、経済的な問題を考慮しなければなりません。
女性は妊娠によって仕事を休むこともありますし、さらに不倫をしていたとなれば、まわりからの目もあるので仕事を続けられるかもわからないでしょう。
不倫相手の彼の子供を育てると決意した時には、一度冷静になって育てられる環境を整えるようにしましょう。
いくら不倫をしていたとはいえ、身内にしっかり話をすれば協力してもらえるかもしれません。
頑なに一人で育てようとせず、子供のためを思って育てられる環境があるかをチェックしましょう。
妊娠すればすぐに破局する流れになることもあるため、彼との話し合いは大切ですが、依存しないで子供のことを一番に考えて行動しましょう。
不倫相手の子どもを中絶するときに必要な費用、手続き&慰謝料は取れる?
中絶手術ができる期間は限られている
不倫相手の子供を妊娠したのに何らかの理由で中絶することになれば、いつまでに決断しなければならないかも決まっています。
中絶手術はできるだけ早い方が母体への影響も少ないため、早く決断することをおすすめします。
とはいっても自分の子供を中絶手術で命を絶つことは、想像を絶するほど辛いことです。
早く決断した方がいいとわかっていても、なかなか決められないのは当然ですよ。
彼との話し合いだけではなく、身内や信頼できる友人などに相談するのもありなので、命の問題は自分が後で後悔しない決断をしましょう。
中絶することを決意したのであれば、主治医の先生としっかり話をしてから手術することになります。
まず中絶手術が受けられる期間は妊娠5~22週目までです。
生理が来なくなったと思って様子を見ていても、妊娠3週目くらいまでには気づけるでしょう。
すぐに彼に相談することになりますが、不倫相手の彼の子供を妊娠したとなれば、かなり大事になる覚悟は必要です。
もちろん二人の問題ですが、妊娠するような好意をしていたことは間違いないですし、不倫をしていたという後ろめたさもあるでしょう。
それでもすぐに彼には相談するべきですし、子供のことや将来について話し合う場を設けるべきです。
結果的に中絶する決断をするのであれば、すぐにでも決断できた方いいでしょう。
特に妊娠12週目以降になると、初期の中絶方法とは違ったやり方に変わったり、中絶による母体へのダメージも大きくなります。
そのため妊娠してから3ヶ月以内には、中絶手術を受けることをおすすめしたいですね。
中絶費用は期間によって変化する
中絶手術を受けることは女性にとって精神的にも、肉体的にもダメージを受けるものです。
さらに中絶手術は費用もかかるので、自分だけの問題ではない以上、しっかりと彼と話し合っておきましょう。
中絶費用に関しては妊娠期間によってある程度金額の相場が決まっているようです。
妊娠8週目は13万円前後、妊娠12週目には20万前後の金額になるようです。
さらに妊娠13週目以降になると入院が必要となるため、50万円くらいの金額がかかることもあります。
また中絶手術をする時には一般的な費用として、初診料、検査代、診察代などが別途必要。
子供を妊娠させたことは自分と彼の二人の問題なので、費用は半々にするケースもあるようです。
しかし女性は身体的なダメージも大きく、さらに将来的に子供が産めなくなる身体になる危険性もゼロではありません。
精神的なダメージを考えれば、中絶費用は男性が全額支払うことは覚悟するべきです。
世の中の男性全員が責任感があり、きっちりと全額支払ってくれる人ばかりではないので、費用についても事前にしっかり払ってもらいましょう。
中絶費用も妊娠期間によって変わるため、できるだけ早く決断した方が身体だけでなく、経済的にも負担が少ないといえます。
中絶した場合にもらえる慰謝料
中絶手術は女性にとって身体的、精神的にも大きなダメージとなるので、慰謝料をきっちり請求することができます。
男性は経済的・精神的・身体的への問題を解消するように努めなければいけないため、これを怠ると慰謝料を請求されることになります。
不倫関係とはいえ子供を中絶するということは、精神的にも大きなダメージとなるので、慰謝料を回避することは難しいでしょう。
既婚者の彼との将来を夢見て妊娠までしたのに、中絶させられて彼とは別れることになれば、誰に頼ることもできなくなってしまいます。
いきなり一人にされることで不安になりますが、少しでも精神的なケアを怠れば慰謝料という形で償うことになります。
慰謝料の金額は状況によっても大きく変動しますが、もらえる金額としては100万円前後になることが多いようですね。
中絶して別れた直後は、好きな彼と子供の両方を失うことになるため、誰かの助けがあった方がいいでしょう。
慰謝料をいくら積んでも精神的なダメージを拭うことは難しいですが、不倫をした後ろめたさや、彼の好きになってしまったことを後悔するしかありません。
忘れることは難しくても次の恋に進むことはできるので、次こそはきっといい人を見つけて幸せになれるように前向きになりたいですね。
不倫相手の子どもを妊娠しないためには正しい避妊知識と彼との関係の見直しを
不倫関係を続けていればいくら避妊をしているとはいえ、いつ妊娠してもおかしくはありません。
避妊の知識があっても妊娠してしまう可能性はあるため、正しい知識を彼と共有していても妊娠リスクがあることは知っておくべきです。
妊娠したら中絶すればいいやというような、命を軽く考えるような非人道的な行動や思考はやめましょう。
割り切った関係で不倫をするなら、しっかりと避妊知識を確認してから、リスクを考えて行動したいですね。
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