
熟年不倫は人生最後の恋として、燃え上がるケースは少なくありません。
しかし熟年不倫がバレてしまうと、その後の人生にも大きなリスクが伴うため、不倫する前に慎重に考えることは必要です。
若いときの不倫と比べても熟年不倫は、経済的、精神的に大きなダメージを受けやすくなります。
そこで熟年不倫が始まるきっかけやリスクについて紹介するので、熟年不倫を考えている人は参考にしてください。
目次
熟年不倫が始まってしまうきっかけとは?
積年の不満が溜まり過ぎてしまった
熟年不倫のきっかけは昔から不倫願望があり、パートナーへの不満が一気に爆発したことが要因かもしれません。
不倫はそもそもいけないことだと知っているため、パートナーへの不満も我慢することも結婚生活には必要でした。
しかし年齢を重ねて残りの人生を考えたとき、このまま不満を抱えたまま死にたくないという想いが強くなったのかもしれません。
時代は時と共に変化するものであり、離婚や不倫も昔に比べると身近なものになりつつあります。
バツがついても当たり前の世の中になっているため、不倫がバレて別れたとしても仕方ないと思っているのでしょう。
パートナーへの不満は結婚当初から溜まり続けていることも多く、何十年と一緒にいれば別れるきっかけもなくなってしまうことは珍しくありません。
歳をとるたびに再婚できる可能性も低くなるため、我慢してパートナーと一緒にいる夫婦もいるはずです。
好きな気持ちは時と共に変化するものなので、愛情が薄れても情があるので別れない人もいます。
そんな二人が何十年と一緒にいれば、不満どころか恨みさえ抱いている可能性もあります。
ある程度自分の人生の終焉が見えてきたときに、覚悟が決まれば別れを決意することも簡単です。
離婚する覚悟ができれば不倫する覚悟など小さいことなので、魔が差した程度の気持ちで熟年不倫をすることもできるはず。
パートナーへの積年の恨みや不満が、熟年不倫のきっかけとなってしまうのです。
職場や趣味サークルで意気投合してドキドキした
年齢を重ねるごとに若い頃のようなドキドキした恋愛したことを忘れてしまうものです。
ドキドキするのは付き合った当初くらいで、その後は落ち着いた関係になり、結婚したことでドキドキすることがなくなるのは自然なことでしょう。
しかし恋愛感情はいつどんな時に訪れるかわからないもので、結婚しているからドキドキした恋愛ができないとは限りません。
そもそも結婚しているから恋愛してはいけないという気持ちがあるので、相手のことを恋愛対象として見ていないのです。
熟年不倫はほんの些細な出来事がきっかけになることも多く、職場や趣味サークルで出会った相手にドキッとしたことで不倫が始めるケースは多いですよ。
何年もドキッとした経験がないので、久しぶりに感じるドキドキ感は、運命の人に出会ったときのような感情になるのかもしれませんね。
結婚生活を続けていると良い意味でマンネリ関係になるため、パートナーにドキッとすることもなくなってしまいます。
夫婦は家族になることなので、恋愛しているときの感情を感じることがないのは自然なことです。
そのため何年も感じていなかったドキドキ感を感じた相手には、特別な感情を抱きやすくなります。
初恋をしたときの淡い気持ちや高揚感は、まわりが見えなくなってしまうこともあるでしょう。
熟年不倫が始まるのも自分が結婚している立場を忘れて、恋愛をしたいという気持ちが勝ったことから始まってしまうのです。
きっかけはほんの些細な感情かもしれませんが、何十年前に感じた恋愛感情が蘇ったことで、昔のような恋愛をしたいという気持ちが芽生えてきます。
残り少ない人生を考えると、この高揚した気持ちを無視すれば後悔することがわかっているため、自分の気持ちに素直に従って不倫に走ってしまうのです。
残りの人生を考え始めたときに刺激が欲しくなる
熟年不倫が始まるきっかけとして、退屈な人生に刺激が欲しいと思うようになったのかもしれません。
結婚生活を何十年と続けていると、平穏な生活が幸せになるものですが、逆に退屈な生活だと感じることもあります。
残りの人生が少なくなってきたことを感じたとき、このままでいいのかという疑問が湧き出てくるのかもしれません。
誰にも確かな答えを導き出せない問題ですが、ふとこのまま人生を終わらせたくないという想いから、刺激を求めてしまうのです。
熟年不倫のきっかけは人生に刺激が欲しくなったからであり、相手に対して心から好きになったワケではありません。
極論でいえば相手は誰でもよく、自分と不倫をして刺激を与えてくれる人を望んでいます。
適当な相手が見つけられれば熟年不倫を謳歌することができるので、人生に刺激を求めることもできるのです。
そもそもの目的が刺激を求めることなので、相手に依存することもなければ誰と不倫してもいいと思っています。
年齢を重ねるほど相手を選ぶ選択肢もないのが現状ですが、お互いのいいところを見つけ合いながら不倫関係を楽しむのもいいものです。
ただ一人のパートナーとの生活も幸せですが、違った刺激を体験してみたいという想いが熟年不倫に走らせることもあります。
それだけパートナーとの生活に刺激が足りないということですが、今更刺激を求めても難しい現実があります。
ならば刺激を与えてくれる相手を見つけた方が手っ取り早いでしょう。
ほんの気持ちの変化が熟年不倫のきっかけになることもあります。
一緒にいる時間が増えて外に出たら新たな出会いがあった
長年連れ添った夫婦はいつも仲が良くて幸せそうに見えますが、実は仲が悪い夫婦は多いものです。
共働きをしているうちは夫婦といえども1日に数時間程度しか一緒にいないため、職場の人と一緒にいる時間の方が長い人も多いでしょう。
しかし熟年夫婦では仕事量が減ったり退職して家にずっといる生活になるなど、昔とは違った生活へと変化していきます。
一緒に家にいる時間が長くなるほどお互いへの不満が強くなり、ケンカが耐えなくなるケースも少なくありません。
そのため定年後もあえて仕事を探したり、趣味を見つけて家から出る人も増えています。
長年一緒に連れ添った夫婦だからこそ不満があるため、程よい距離感でいることがベストなのです。
そんなときに新たな出会いから仲良くなる人が見つかれば、急接近してしまうのは自然な流れでしょう。
ほとんど夫婦間だけしか話をしなかったのに、新たな人との会話はすべてが新鮮に感じられます。
意気投合するのも早ければ相手に興味を抱くのもすぐなので、一気にお互いの距離が縮まって熟年不倫へと発展してしまうのでしょう。
決してパートナーのことが嫌いなワケではなく、忘れていた他人との新鮮な会話がきっかけとなるため、特定の人を好きになることとは違います。
結婚生活を続けていく中で話し相手がパートナーだけになるほど、新たな刺激に興味を抱くようになるため、不倫という形になってしまうのです。
熟年不倫が増えている?熟年不倫をする男性の心理とは?
小言を言われることが多いので一緒にいたくない
男性にとって熟年不倫は奥さんから逃げ出して、安住の地を見つけることだといえます。
誰でも人から小言を言われるのは嫌なものですが、熟年夫婦ではよくパートナーに小言を言う人も多いものです。
これは歳を重ねるごとに想っていたことを口に出してしまう人が多く、特に年配の女性は小言を言う人が多い傾向があります。
男性は黙って妻の小言を聞き続けることが日課になってくると、妻も怒られることがないので小言もさらにエスカレート。
長年連れ添った夫婦なので言いたいことがあっても、聞き入れてもらえないとわかっていれば、イチイチ指摘するよりも無視することを選ぶのでしょう。
そんな生活に嫌気がさしてきたことで、奥さんと少し離れたいと思うようになります。
離婚をしてしまうと男の方が不利になることが多いので、できるだけ奥さんとの距離をとろうとだけ考えているのです。
離婚すれば食事、介護、身近な世話など、女性の方が優位なことが多いですし、男が熟年になってから料理をしようと思っても大変でしょう。
そこで離婚するのではなく自分の安らげる場所を求めたいと思い、塾編不倫へと思いをはせるようになります。
年齢に限らず男性は女性に癒しや安らぎを求めることが多いため、小言を言われないで済む不倫相手を求めることは必然かもしれませんね。
もちろん小言を言われるようなことをしていれば男も悪いですが、そもそも「この歳になってまでいろいろと人から言われたくない」という気持ちもあります。
今まで散々仕事で辛い思いをしたり、上司からの小言に耐えてきたのに、家でも小言ばかり言われたら心休まるときはありません。
自分がゆっくりとできる場所を求めた結果が、熟年不倫だったというワケです。
まだまだ若いことを自覚するために浮気している
男は何歳になっても自分がモテることを自慢したいもので、自分がまだまだ現役で若いということを自覚するために浮気する人もいます。
若い頃にモテていた人にとっては、年齢を重ねてもまだまだモテるという自負があるのでしょう。
確かに歳をとってから出る男のシブさはカッコイイですが、普通は奥さんがいるのに不倫しようとは思いません。
しかしまわりの女性からモテることを自覚し始めると、調子に乗って浮気するケースもあるため、男はいくつになっても単純です。
いくつになっても若いということは素敵なことですが、他の女性と不倫することが若さの照明にはなりません。
それでも奥さん以外にもモテるという事実があるだけで、男性は調子に乗って熟年不倫までしてしまうケースもあります。
若さを保つ秘訣には若い人と接することが大切だといわれることもあるため、若い女の子が好きな男性は同じ世代に比べても確かに元気です。
老後になると目標として掲げることが多いのが健康や元気であり、若さの秘訣として遊ぶことを頑張る人もいます。
自分は若くてモテるという気持ちになれるほど、いつまでも健康で若々しくいられると思っているのです。
夫婦二人でずっと生活するよりも、新しい刺激を求めて活動した方が、若々しくいられるのは間違いありません。
男性にとって熟年不倫は自分がモテることを自覚し、若々しくいるための方法として、悪びれることなく楽しんでいる人もいます。
時間とお金に余裕ができたので好きなことをしたい
老後になってやりたいことがある人は、ある意味羨ましいといえるかもしれません。
仕事一筋で生きてきた人にとって、定年後の第二の人生をどう過ごすかは大きな問題のひとつです。
熟年になれば自由になる時間も増えますし、ある程度の貯えもあるでしょう。
時間とお金に余裕があるのに、やることがないのは寂しい人生だと感じる人も少なくありません。
もちろん夫婦でゆったりとした生活を送れれば幸せですが、奥さんが必ずしも二人の生活を望んでいるとは限らないことが問題なのです。
ずっと家にいるとジャマに感じますし、家で命令するように何か言われれば、夫が家にいることを不快に感じます。
夫にとって第二の人生を奥さんとゆっくり暮らしたいと思っても、奥さんがそれを望んでいない可能性があるので、どうすればいいか悩んでしまうかもしれませんね。
家では邪険にされながらお金も時間余裕があれば、ちょっとだけ奥さん以外の女性と遊んでみたいと思う気持ちも理解できます。
自分が望んでいた熟年生活とは違っても、やりたいことができることは人生を楽しむことにも繋がるでしょう。
時間とお金に余裕ができる熟年になったからこそ、やってみたかった不倫をしたいという気持ちが芽生えてくるのです。
熟年不倫を辞められない女性の特徴3つ
人生に目的意識を常に持っていたい向上心のある女性
熟年不倫は男性だけではなく女性も突如としてハマッてしまうこともあります。
人生において常に高い目標を掲げて生活している人ほど、熟年不倫をやめられないケースが多いですね。
人生100年時代に突入したといわれていますが、残りの人生を考えた時、このままでいいのか不安に思うこともあるでしょう。
誰しも100歳まで一緒に生きられるわけではありませんし、いつ身体が動かなくなってしまうかわかりません。
今まで高い目標を持って生活してきた人にとって、やりたいことがあっても身体が動かなくなってしまうのは、もはや生きる意味を見出せないかもしれませんね。
残り少ない人生のタイムリミットを考えた時、身体が動くときこそやりたいことをやろうという気力も芽生えてきます。
人によっては健康、美意識、趣味、料理、家庭菜園など、いろいろなことにハマッて老後を有意義に過ごすことはできるでしょう。
しかし夫への不満が募っている女性ほど、もう一花咲かせたいという気持ちにもなります。
たまにはお化粧をしてキレイな服装で出掛けたいものですが、夫とはデート気分で出掛けることありません。
「こんな私でも女性として扱ってくれる人がいる」と思えれば、それが人生における目的となる可能性もありますね。
熟年不倫はただの火遊びではなく、残りの人生を有意義に過ごすために必要なことだと考えると、女性が本気になってハマッてしまうこともあるでしょう。
人生における生きる意味や目的意識を持つことは、人生を有意義に過ごすためにも必要なことです。
何気ない夫婦生活を送るだけの残りの人生よりも、熟年不倫によって得られる感情や気持ちの変化が、その女性にとってなのより大切だと考えているのです。
自分の人生を有意義に生きたいという自信家な女性
熟女不倫は女性にとってただの遊びではなく、自分の人生を有意義に過ごすために必要だと考えている人もいます。
結婚生活を通じていつの間にか女性として扱われなくなると、女としての幸せを考え直すこともあります。
「このまま夫との生活で満足できるのか」という漠然とした不安が募り、女としてもう一花咲かせたいという想いが芽生えてくるのです。
女性はいつまでもキレイでいたいと思っていますが、年齢による肌の衰えは防ぐことができません。
自分がもう一度女性として輝けるのは今しかないという想いが、熟年不倫へと気持ちを揺れ動かすのです。
自分の人生における有意義な生き方とは、ただ結婚生活を送るだけでは物足りず、いつまでもキレイなままでいたいという願望があります。
化粧を頑張ったりスタイル維持のために努力しても、見向きもしてくれなくなった夫では張り合いもなくなります。
こんな自分でもキレイだと言ってくれる男性がいれば、不倫に発展してもおかしくはありません。
熟年不倫への気持ちを掻き立てるものは、自分の美意識の高さと男性から求められるという優越感です。
若い頃からキレイだともてはやされてきた女性にとって、いつの間にか何も言われない自分が悔しくてたまりません。
まだ私はキレイで魅力的な女性だという自負がある女性ほど、熟年不倫にハマッてしまうケースは多いですね。
今までの人生を我慢強く生きてきた女性
夫との結婚生活が我慢の連続だったという女性にとって、死ぬまで夫のわがままに耐えるのは嫌だと思うでしょう。
長い人生のうち耐えるのはほんの少しの期間だけだと思って生活してきたのに、いざ結婚生活が長くなると、耐え続けるだけの人生だったことに気づきます。
残りの人生を考えた時に、このままでいいのか自問自答すると、耐えるだけの人生は嫌だという気持ちになるのは当然です。
熟年不倫にハマッてしまう女性は、今までの結婚生活の中で不満に耐え続けてきたことがある人は多いですね。
今まで夫のわがままに耐えてきた分だけ、不満を一気に爆発させるように不倫にどっぷりハマッてしまいます。
自分の気持ちを抑えて夫に尽くしてきたことへの不満が、不倫への原動力となっているのですね。
結婚生活でいろいろな問題も起きるものですが、二人で力を合わせて生きていくことが求められます。
しかし熟年世代の男性は亭主関白が多いため、女性は耐えることが当たり前の世代も少なくありません。
さらに昔は女性の仕事環境も悪かったため、離婚したら生活苦になってしまうことから、不満があっても離婚だけはしないで耐える時代でした。
今では考えらえないかもしれませんが、それだけ耐え続けることが多かった結婚生活を送ってきた女性でも、今は離婚してシングルで生活することもできる時代です。
不倫がバレたとしても別れればいいというくらいの気持ちがあるため、よりどっぷり熟年不倫にハマッてしまうケースもあります。
年齢を重ねるほど男性の立場は弱くなることも多いですし、逆に女性は元気で生活力もあるため、立場も強くなりやすいです。
その余裕が芽生えたことで、今まで耐えてきた反動が熟年不倫へと掻き立てるのです。
熟年不倫はリスクが高い!気を付けるべきポイント
経済的な問題によって老後の生活が不安になる
熟年不倫で気をつけるべきポイントは、経済的な問題によって老後の生活に支障が出ることです。
熟年夫婦は老後の生活のために貯蓄をしているはずですが、不倫することによって老後資金に手を付けていしまう可能性があります。
万が一にも老後資金に手を付けてしまえば、老後の生活不安は否めません。
仕事をしているうちは自分のお小遣いを使うこともできますが、貯蓄額によっては不安になるかもしれませんね。
また不倫がバレてしまった時には離婚の話にもなりますが、老後を一人で過ごすことになるかもしれないのは大きなリスクとなります。
不倫相手が離婚後も一緒にいてくれればいいのですが、不倫関係からいきなり人生のパートナーになるのは相当な覚悟が必要です。
最悪なケースは不倫がバレたことで慰謝料請求されて離婚し、不倫相手にも逃げられてしまったことで、老後を一人で過ごすことです。
貯金も慰謝料としてとられてしまうケースも多く、老後資金がない状態で一人で過ごすことになれば、この先不安しかないでしょう。
まして新たなパートナーを見つけようとしても、年齢を重ねているほど難しい問題となります。
不倫しているときはいろいろと工作をするのでお金が必要ですし、不倫がバレれば一気に老後の人生設計も狂ってしまうことになるでしょう。
熟年不倫のリスクが高い理由には経済的な問題が大きいため、老後の人生設計を考えるのであれば、慎重な行動が求められます。
不倫がバレれば一人惨めな人生が待っている
熟年不倫によるリスクには、老後を一人で過ごすことになるリスクも考えなければなりません。
老後を過ごす相手がパートナーなのか、不倫相手なのか、どちらを選ぶのかがポイントです。
今まで通り結婚生活を続けていれば、ある程度思い描いていた老後の生活が待っているでしょう。
二人で老後資金を貯めながら生活してきて、つつましく生活することもできるはず。
そんな人生を送ることを捨ててでも不倫をしたからには、相当な覚悟が必要でしょう。
今まで連れ添ってきたパートナーを裏切り、新たな不倫相手と楽しい時間を過ごすことによって、残りの人生を共に生きたいと思うようになるはずです。
熟年不倫の大きな問題は、本気で相手のことを好きになってしまい、老後の生活のことまで考えてしまうことでしょう。
若い頃の不倫は身体目的もありますが、熟年不倫は身体よりも精神的な繋がりを求めるケースが多いです。
身体目的ならお互い若い相手と不倫したいはずですが、同世代くらいの人との熟年不倫は本気で相手と一緒になりたいという気持ちになりやすいもの。
そのため不倫が本気に変わってしまうと、老後の人生設計まで大きく変わってくることは覚悟しましょう。
しかしいくら熟年不倫が上手くいっているとはいえ、いつまでも仲良く関係を続けられるとは限りません。
ふとした瞬間に「このままでいいのか」「残り少ない人生はもっといろいろと・・・」というような考えが芽生えてくるものです。
いきなり別れることになってしまえば、心にぽっかりと穴が空いたようになり、今更パートナーと残りの人生を過ごすことに虚しさを感じるかもしれません。
さらに最悪なケースは不倫がバレてしまったことで、パートナーと不倫相手の両方が去ってしまうことです。
自分が不倫をしてしまったことにより、老後を惨めに一人で暮らすことになれば、生きる目的を見失ってしまう可能性もあります。
何もないことが幸せだと気づいたときには、一人寂しく暮らすことになるかもしれないので、熟年不倫には一人になるリスクが大きいことは理解しておきましょう。
お互い相手に求めているモノが違うことも多い
熟年不倫で相手に求めるモノは、お互いが必ずしも一致しているとは限りません。
長年の結婚生活を経験してきたことで、不満も色々溜まっていますし、自分の年齢のことも考えて求めるモノが変わってきます。
若い頃の不倫関係ならば、愛や身体の関係を重視しますが、熟年不倫となれば心の繋がりや経済力を求めるケースもあります。
愛情は時が経てば薄れてしまうこともわかっていますし、残りの人生を考えれば恋愛の駆け引きをするよりも、心の繋がりを持ちたいと思うはずです。
結婚生活に不満があるからこそ不倫をするのであって、パートナーへの不満を解消してくれる相手がいるのがベターでしょう。
男性は居心地の良さ、癒し、優越感を感じさせてくれる相手を選び、女性はいつまでも女として扱ってくれる男性を求めることが多いです。
パートナーへの不満がそのまま熟年不倫での願望になりやすいため、同じような目的意識の相手を見つけることが難しいのも現実です。
また健康やお金の問題も大きく、いくら好きでも経済量がなければ無理ですし、健康に問題があればそもそも相手にされることはないでしょう。
熟年不倫は自分の願望を叶えたいという気持ちが強いため、残り少ない人生を妥協したくないという人が多くいます。
そのため不倫相手を見つけることが難しいですし、求めていることが違うことが多いのも事実です。
妥協したくない気持ちがあるので関係を持とうとしても、結局すぐに別れてしまうケースも多いですし、不倫がバレてしまえば完全に老後を一人で過ごすことにもなりかねません。
熟年不倫は不倫するまでのハードルも高いですし、バレた時のリスクも大きいので注意が必要です。
不倫バレで身内から相手にされなくなってしまう
熟年夫婦にとって老後をいかに安心して過ごせるか大きな問題ですし、身内がいれば老後の生活の心配をしてくれることもあるでしょう。
夫婦このまま老後をゆっくり過ごせれば幸せな人生を送れると思っていた矢先、不倫していたことがバレれば身内からの痛い視線を浴び続けることになります。
「いい歳して不倫なんて」と言われるのがオチですが、いくつになってもドキドキした相手と一緒にいたいと思う気持ちは変わりません。
不倫がバレたときのリスクも承知のはずですが、離婚してしまえばまわりからも敬遠されてしまうはずです。
本気で相手のことが好きだったという気持ちは、熟年不倫には通用しませんし、それなりの制裁を受けるべきだと考える人は多いでしょう。
もちろん身内からの冷たい視線を浴びることを覚悟して不倫したのであれば、個人の問題なので誰にも止めることはできません。
しかし熟年不倫のリスクが大きい理由には、介護の問題が大きく影響するからです。
不倫がバレて離婚してから不倫相手と一緒になれば、身内からは敬遠されて老後も二人きりで過ごすことになるでしょう。
年齢を重ねるほど、いつどんな病気やトラブルが起きるかわからないので、不倫相手と二人だけの生活は不安です。
しかも身内には連絡が取りにくくなれば、幸せな老後の生活とはちょっと違ったモノになるでしょう。
離婚してからいつまでも不倫相手と一緒にいられるとは限りません。
すぐに別れることもありますし、離婚した途端に責任が重くなるので、離れてしまう可能性もあります。
不倫の果てに一人ぼっちになって老後を過ごすことになれば、寂しい人生の終焉となってしまうでしょう。
せっかく身内がたくさんいても連絡が取れなくなるのは嫌なものです。
不倫がバレた時には身内からの冷たい視線と態度に耐えることはできても、時間が経つほど寂しくなるものですよ。
熟年不倫を続けるためには経済的な自立と精神的なつながりを目指す
お互いの財産を充てにしないことが大前提
熟年不倫を続けていくには、お互いの経済力は抜きにして考えることは大前提といえます。
それぞれが老後のための貯蓄があるからこそ、不倫をする余裕があるのですが、相手の老後資金を充てにすれば関係性もすぐに終わってしまうでしょう。
不倫している時点では自分の貯蓄ではなく、パートナーとの二人の貯蓄になるため、自分が自由にできるお金はありません。
し化も不倫がバレてしまえば慰謝料として、貯金すべてをとられてしまう可能性もあります。
老後の生活はいくらお金があっても不安なものですが、ある程度の貯蓄がないと生活に支障が出てしまうでしょう。
結婚生活が苦しくて貯蓄すらできなければ、早く別れたいと思うこともあるかもしれません。
そのため裕福な人を見つけて一緒になりたいという願望が芽生えてもおかしくありませんが、そんな考えはすぐに相手に見通されてしまうでしょう。
熟年不倫では相手の財産目当てで近づいたとしても、ほとんどの場合見透かされてしまうため、上手くいくことはありません。
仮に不倫関係が続いたゆくゆくは略奪婚まで狙っていたとしても、身内の人が黙ってはいないでしょう。
それだけ熟年不倫は財産目当てで相手を見つける人が多いため、警戒する必要があります。
不倫関係を続ける基本は相手を信頼することなので、精神的な繋がりを強く持つことが大切です。
相手のお金目当てではなく、純粋に有意義な時間を楽しんだり、ドキドキ感を満喫するためにも精神的な繋がりを目指しましょう。
自分の理想を相手に求めすぎない
熟年不倫を継続させるために必要なことは、自分の理想や主張を相手に求めすぎないことです。
若い頃の不倫とは違ったことを相手に求めることも多い熟年不倫は、精神的な繋がりを求めることケースは多いでしょう。
物やお金を望む不倫関係ならば比較的簡単に望みを叶えられますが、精神的な部分を求めると、人の気持ちを探ることが難しいので大変です。
そのため理想的な不倫関係を望むほど、相手を見つけることも大変になります。
ある程度の年齢になれば性格を直すことは難しく、しぐさや言葉遣いを変えることも難しいでしょう。
不倫相手にいろいろ言われてしまうと、今までの人生を否定されているように感じるため、一気に関係性も冷え込んでしまう可能性もあります。
年齢を重ねるほど人から何か言われることも減りますし、人から注意されることを極端に嫌がる人も少なくありません。
そのためせっかく不倫ができるチャンスに巡り合えたときは、自分の理想を押し付けることはやめて、相手を受け入れる気持ちも必要です。
若い時は何度もチャンスがあるため、すぐに別れて次を探すことはできますが、熟年不倫となればそう簡単には相手を見つけることは難しいでしょう。
ある程度の妥協は必要不可欠ですし、相手を理解して精神的な繋がりを求めることも必要です。
それぞれの性格を理解して精神的な繋がりを持てるように努力することは、不倫だけでなく結婚生活でも同じでしょう。
いずれにしても自分の理想を相手に押し付けることなく、精神的に繋がりを持てるように受け入れることが熟年不倫を続けるためにも必要です。
依存し過ぎないで程よい関係性を続けることが大切
熟年不倫の多くはお互いがフラットな関係性になることが多いのが特徴です。
残りの人生を考えたときに後悔したくないため、あえて不倫を選択する人もいるでしょう。
熟年不倫は依存関係というよりも、お互いを必要な存在として認めるパートナーという意味合いが強いかもしれませんね。
結婚してパートナーを求める人もいれば、精神的に繋がりを持ちたい別のパートナーを求める人もいます。
結婚してるパートナーが自分のすべてを満足させてくれるワケではないため、不満な部分を不倫相手に求めることもあるでしょう。
そのため熟年不倫は相手に依存しない関係性を求めることが多く、それぞれが自立していたり精神的な繋がりだけを求めることも珍しくありません。
不倫相手とは遠い未来ではなく、今を有意義に過ごすためのパートナーとしているため、できるだけ長く関係を続けたいと思っています。
不倫となれば略奪婚や別れてから老後の寂しい生活を想像しやすいですが、お互いがひとり身になることは不安に感じているはずです。
そのため親密になるほど絆は強くなりますが、離婚問題や別れた時のリスクを考えると、程よい関係性を保った方がいいと思うこともあります。
恋人は別れれば赤の他人になりますが、友達は一生友達のままでいることもできます。
熟年不倫は一時的に燃え上がる関係よりも、長く関係を続けたいと思っているため、お互いが依存し合わない程よい関係性を保つことも必要です。
熟年不倫はバレると経済的にも精神的にも苦しくなることも
熟年不倫は残りの人生を有意義なものにするために、不倫という道を進む人も少なくありません。
しかし不倫がバレてしまえば経済的な老後の生活だけでなく、独り身になって老後を過ごさなければいけなくなる可能性もあるため、精神的にも苦しくなります。
熟年不倫は人生最後の恋として楽しむことは大切ですが、すべては自己責任ですし、老後の生活リスクも考えなければなりません。
熟年不倫はバレたときのリスクが大きいため、慎重に考えてから行動に移すことをおすすめします。
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